野生の衝動 東アジアの美意識

すべてのクリエイターのための思想書。

日中韓で活躍する建築家が見出した東アジア自然思想の総集編。
齢80にしてますます研ぎ澄まされる黒川思想のすべてがここに。

建築などを創作することは人間とはなにかを考えることだから、そのまま思索と創作が共振し合うことになる。
創作から発見した「野生の衝動」は、人間の原点回帰の主張になっている。それは生まれながらのすぐれた野生をもう一度、取り戻そうという主張である。
デジタル技術や人工知能やロボットの発想はまさに「野生の衝動」につながり、野生の回復への主張になっている。(あとがきより)


目次
序章 価値の根源を探る

東アジアの美意識 自然思想

1.美の構造論 微細と群

1.今・此処_now & here
2.願望_desire
3.皮膚感覚_skin sensation
4.群_network
5.共振_resonance
6.不安定_instability
7.乱_random
8.偶然_accident

2.美の空間論 混沌と分析

9.渾沌_chaos
10.分節_segment
11.寓話_allegory
12.陰陽_yin & yang
13.気・余白・間_energy & reverberations
14.無_nothingness
15.不安_anxiety
16.うつろい_transition

3.美の創作論 挑発と抑制

17.抑制_restraints
18.誘惑_temptation
19.挑発_provocation
20.差異化_catabolism
21.反転_reverse
22.逆説_paradox
23.曖昧_ambiguity
24.原型_archetype

終章 世界の中のアジアの文化

1.東方の美意識とはなんだったのか?
2.ダイマキシオン・マップと出会う
3.アジアを左右する大きな事件
4.インドシナ半島と中国の中間帯
5.東方の島国は古くは陸続きだった
6.オーストリアから南米への文化の道
7.太平洋沿岸の火山地帯と「文化の流れ」
8.アジアは巨大な文化の交差点だった
9.中国、朝鮮、日本、インド、4つの文化の特異性
10.東アジアと東南アジアの海洋文化
11.世界の中のアジアの文化
12.世界の3つの文化圏

あとがき
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